All Episodes

February 25, 2025 20 mins

第200夜を迎えました。リニューアルに向けて、リスナーアンケートをとってみようと思ったきっかけ=”悩んでいたこと”と、これからのことをお話しします。


<勝手に貸出カード>

ナムグン・ヨンフン著、松原佳澄訳『みんなが読みたがる文章


♡アンケートご協力のお願い♡

↓ご回答はこちらから

https://forms.gle/XZnywVRHdzqEZCEG7

「まよどく」も5年目に突入! より良いチャンネルとして続けていけるよう、アンケートにご協力をお願いします。※個人情報は取得しません。番組改善の目的以外には利用いたしません。【ご回答期限:2025年3月5日23:59まで】


Mark as Played
Transcript

Episode Transcript

Available transcripts are automatically generated. Complete accuracy is not guaranteed.
(00:07):
真夜中の読書会。おしゃべりな図書室へようこそ。 こんばんは。第200夜を迎えました。ああ、ありがとうございます。ああ、ついにです。ついにもう少しで200回ですって言い始めてからが長かったですね。去年の暮れでしたもんね。本当に。いつも聞いていただきありがとうございます。先週お知らせしたリスナーアンケートにたくさんご回答をいただきまして、ありがとうございます。なんか。

(00:40):
50人ぐらいの方にご意見とかアドバイスとかいただけたら、すごく参考になるだろうなぁと思って始めたんですけど、すでに500人以上の方にご回答いただけて、めちゃくちゃびっくりしています。あの、なんというか、本当に聞いている。人がいるんだって。いや、あのフォロワー数とかわかるので。もちろん数字としては見れてはいたんですけど、実感がなくて。一人でしゃべっているので、いつもあの壁に向かってというか、パソコンに向かってリアリティがなかったんですけれども、コメントをいただいた中にこう通勤時間に聞いてますとか、眠れない夜に聞いて寝落ちしてますとか、犬の散歩の時にとか、お子さんを。

(01:28):
車で送った後の帰りの車の中でとか、日本じゃない国のあの、いろんな街でこういうふうに聞いてますって書いてくださってて、ああ、そうやってどなたかの日常に、日常のちょっとした何かになってるんだなと思って感動をしました。さて、そんな皆さんからいただいた意見をもとに、これからどうしていこうっていうのは、またちょっとずつ考えていこうかなと思っているんですけれども、ざっくり言うとですね、まあとにかく、あんまりいろいろ考えないで、できる方法で長く続けてくださいっていう意見が一番多かったです。あの、私の本業というか、会社の方の仕事とか、体調とか。

(02:16):
いろいろご心配してくださるご意見が多くて、はい、ありがとうございます。なんかご心配をおかけしている感じです。すいませんという感じもしましたけれども。そうですね。まあのんびり、あんまりこう、義務感みたいに、なんない感じで続けていきたいなと思いました。そもそもなんでリスナーアンケートをやろうって思ったかっていう話を今日ちょっとだけしてもいいでしょうか。200回記念ということで本の紹介もしますけれども、この後ね、あの、そのリスナーアンケートやろうと思ったきっかけは。先日、音声メディア配信プラットフォームのvoicyの九周年のイベントにあの、お邪魔したんですよ。2024年のvoicyオブザイヤーオブジイヤー。

(03:03):
ポッドキャスト編にマヨ毒を選んでいただいて。あの、ご招待いただいたんですね。いろんな配信者さんがいらしていて。で、人気の配信者さんのトークディスカッションなんかもあったりして、とっても勉強になりましたし、刺激になりました。え、そこで、そのトークに出られていた方が毎日毎朝配信されていると?で、毎朝同じ時間に配信するっていうのはとっても大事だっていう話をされていて。ついついクオリティとか気にしちゃうけど、そうやって意味のあること言わなきゃとか、あんまり思いすぎないのが大事ですよと。で、整理された要約された情報とかは、まあこの先どんどんAIに駆逐されてしまうみたいな話も出てまして。すごくああ、そっか、そうだよなって思っちゃって。

(03:57):
私は雑誌の編集出身なので、やっぱりどうしてもいろいろ調べて、準備をして、整理をして、あのそぎ落として意味のあることをちゃんとまとめて伝えようって考えちゃうんですよね。だから毎回しゃべる原稿も先に書いてますっていう。言ったことがあるかもしれないんですけど、今の分量を十分から20分ぐらい、15分ぐらいしゃべることが多いんですけど、15分、20分しゃべるには、だいたい3000から4000文字ぐらいの原稿を書いているんですね。びっくりしちゃいます。だからもう20万字ぐらいの原稿が。あの、溜まってます。はい、この間、数えたら文庫本にしようと思った。十巻ぐらいの。

(04:45):
文庫本になっちゃうぐらい溜まってました。でも、あの、まあ書いても、自分が思う自分が期待するクオリティに達してないなって思うと、収録しないでボツにしちゃう時も結構ありまして。そうすると配信できない集が出てしまってたんですけど、なんかそのvoicyの会に出て、もうそんなにこう。そういうことまで期待されてないかもしれないっていうか、もうちょっとフリートークっぽくして頻度を上げて、毎朝は無理かもしれないですけど、ちゃんと約束した時間に配信できるっていう風にした方がいいんじゃないか、キープした方がいいんじゃないかって思ったりしたら、すごい悩んでしまって。勉強になった反面、今のスタイルじゃダメかもってぐるぐるしちゃったんですよ。

(05:35):
で、もうもう一つはその通りだなって、このトークショーで思ったことがあって。トークショーに登壇されていた小川奈央さんっていう方と、澤まどかさんっていう方はお2人ともご存知でしょうか?あのリスナー、あ、とても人気のあるポイシーの配信者さんでいらして、2人とも毎日配信されてるって言ってました。で、その方が。リスナーにこうしてほしいっていうのをはっきり言った方がいいっておっしゃってたんですね。フォローしてほしいとか、いいねボタンを押してくださいとか。ユーチューバーさんは結構いますけど、そういうコードでこれこれをしてくださいねと。あとは有料チャンネルに登録してくださいとか、本を買ってくださいとか、そういう遠慮したり恥ずかしがったりしないで。

(06:28):
リスナーの方にはこういう行動をとってほしいですってはっきり言った方がいいんだっていうのを小川さんがおっしゃってて。そうじゃないと伝わらないよっていうことをね。ああ、そっか。なるほどと思いまして。でも、よく考えた。私、この聞いてくださっている方にこうしてほしいとかないんですよ。あの、私は講談社の会社の名前をお借りして配信しているので、個人の配信者ではないから儲けたいとか。フォロワーの数字を稼ぎたいとかもないし。あのチャリンチャリンとね、投げ銭みたいなの。個人ですごいいただきたいというのがないから、あの、こうしてほしいっていうのはないんですけど、リスナーの方にでもリスナーの方にこのチャンネルにはこうしてほしいっていうのが、もしあったら聞いてみよう、聞いたことないから聞いてみようって、この時すごい思ったんですよねっていう意味のっていう流れからのアンケート。

(07:27):
あの、実施してみました。まだ3月5日まで。もしかしたらもうちょっと伸ばすかもですけど、コメント募集してますんで、よかったらぜひ回答いただけたら嬉しいです。ええ、まあ、まだ集計途中なんですけど、あの1回皆さんのお声を直接聞いてみてよかったなってすごく思いました。聞かなかったら、もしかしたらトンチンカンの方向に何か思い悩んでリニューアルを。しちゃうところでした。もう一人語りで、ずっと二年、三年とやって五年目になるので、もう飽きちゃうかなと思って。ゲストを呼ぶっていう方式もあるかなって。もともとはね、著者さんを呼ぼうなんてことを考えたりもしてたんで思ってたんですけど、いただいたコメントの中にあのゲスト。

(08:20):
お呼びすると、すごく気を使ってる感じが出て、話があんまり面白くならない気がするとか。あるいは内側の盛り上がり感が出て、あんまり好きじゃないですっていう意見をいくつかいただいて。おお、なるほど、確かにと思ったんですよ。その出てきた方を持ち上げる方に時間を割いちゃうのはもったいないんじゃないかっていう。まあ、もっともなご指摘ですよね。そう。だから、そういうことをやるのは、徹子の部屋方式とかテレフォンショッキングと方式と言いますか、徹子さんとかタモリさんみたいに立場が確立されているものがあって、出られる方がうわ、嬉しいですっていう形式だったら成り立つのかなって思ったりして。

(09:09):
徹子さんやタモリさんになれるとは思わないので。まあ誰か呼ぶことはあるかもしれないですけど、この先も基本は一人当たりでゆるゆるやろうかなと思いました。まあ、あと一番意外だったのはですね、トークの内容でリクエストが一番多かったのは何だったと思いますか?何かと言いますと。作品の感想や魅力を伝える言語化のコツの紹介っていうのがダントツでした。これは結構意外で、そっか面白かった時に何かを伝えたい、あるいは記録したいっていう方が、まあ余読のリスナーの方には結構多いのかなと思いました。そうですね。あのあらすじのまとめ方とか、こう。

(09:59):
二作品、三作品を紹介するときのコツとかは、確かに多少ノウハウが。うん、なんか教えるほどのことじゃないんですけど、あったりするので、それはいくつかのパターンがね、あらすじのまとめ方っていうか、あらすじをまとめようって思いながら読むときの読み方のコツみたいなのは確かにあったりするので、おいおいご紹介しても面白いかなって思いました。さて、そんなわけで今夜も一個本を勝手に貸し出しカードとしてご紹介しようと思うんですけど、文章術的な本もすごく好きなので、最近読んで面白かった文章術の本を一冊選んでみました。今夜の勝手に貸し出しカードは南無郡4分散著。松原芳香さん役のみんなが読みたがる文章にしました。

(10:53):
この本はですね、書くことでお金につながる文章のスキルアップを非難した本です。文章が書けることは収入に直結すると帯に書いてあるんですね。さあ、その通り。直接的でいい、いいなと思いました。あの、具体的には、エントリーシートとか、新規事業の企画書とか、あとはウェブ小説なんかも。まあ、確かにお金に収入に直結する文章ですね。韓国で非常にヒットした本だそうでして、その翻訳版なんです。文章術的な本は私もすごい好きで、つい色々買ってしまうんですけど、これがとてもいいな、新しいなって思ったのは、そういったエントリーシートとか、新規事業の企画書の書き方とかっていう、まあビジネス書に近い実用的なものと。

(11:46):
ウェブ小説の書き方とか、ブログの書き方みたいなクリエイティブに近いものが一緒くたになっている一冊の本にまとまっているっていう点が一つ。もう一つはチャットgptを使う使い方を結構具体的に書いてあるところです。生成AIとかチャットjptとかは、あの文章を書く人の中には否定的に捉える方も多いと思うんですけど。まあ今後はね、全く使わずに全部オリジナリティで勝負していこうっていうのも結構厳しくなっていくのかもなと思ったりします。エントリージーと自己PRも志望動機もチャットgptに生成AIに書かせちゃうっていうのはどうかなって。あの、まあ、人事部の立場的には思うところもありますけれども、それはそれで、それをこううまく利用できるっていうのは一つのスキルですよね。

(12:46):
あの、何をインプットさせて何?会社の何を読み込ませたり、自分の何を読み込ませて、どういう目的で、どんな相手を想定して、まあ、例えばちょっとひねりを聞かせてくださいとか、少し笑いを取るような要素を入れてとか。指示を出したらその通り書いてくれるのかわかりませんけれども、何を導き出すための指示、プロンプトを書くかっていうのを。手腕を問われるわけなんで、それもこれからのスキルの一つにどんどんなっていくんだろうなと思います。もう一つ、私も結構使うので、生成AIチャット、gpt、gtp、gptはあの推奨派であるんですけど、結構出てきたものを直すのが割と高度な技術が必要だなと思ってます。あの出てきた文章を読む読解力はやっぱり。

(13:41):
いるんですよね、パッと読んだ感じ。結構いい感じにまとまってるって思っちゃうから、スルスル読めるんだけど、あの整合性がちょっと変だったりとか。あと、同じ言い回しが繰り返し使われていることも多くて。それは手直しを結局しなくちゃいけなくて、だったら最初から自分で書いた方があのいいかなって思ったり。どっちが早いかまだわかんないなっていう実験状態です。でも、あの、何か文章を書くときの壁打ちとかたたき台という言葉は、私すごく好きじゃないんですけど。今まだ頭にとっかかりが思い浮かんでないときに、まずAIに聞いてみて書いてもらって。

(14:27):
ああ、そういうことじゃない。私が書きたいな、そういうことじゃないとか、ああ、こういうアプローチもあるのかなとか。今すごい社員目線で書いちゃったけど、経営者目線だったらどうなるんだろうとかっていう。まあ、ちょっとアプローチのアイデアを拾っていくのにAIを使ったりはしています。いうのはまあ、どんどん賢くなっていくと面白いですね。もしかしてこの。ポッドキャストもAIに書かせたらいいのかなとか。今はそう使ってないんですけど、本の要約まとめるとか。本当はチャットgtpは得意とするところだと思うんですけどね。面白いかどうかは別として。あと、私の声もどんどん学習させて、話し方の癖、それから息継ぎの間の癖とかも多分あると思うんで。全部AIに学習してもらったら、AIバタヤンがしゃべれるようになるでしょうし。

(15:24):
AIバタヤンと本当のバタヤンが対談できるかもしれない。それって意味あるかな?どうだろう。AIが読んで、本を読んで、AIが予約して、AIバタヤンがしゃべるんだったら、私がいる意味がなくなってしまいますね。はい。まあ、ちょっと話がそれてしまいましたけれども。みんなが読みたがる文章、このこちらの本から、ええ文章の書き方でいいなと思った三フレーズ紙フレーズをご紹介。したいと思います。まず一つ目が切実さがあれば文章が書けるとあります。いやもう確かにこれに尽きると思いました。そうなんですよ。良くない文章には切実さがないと私も思います。あとは、ああ、書かなきゃなと思っているのに、なかなか書き出せない、書けない文章にまとめられないっていう時は、切実さが足りてない時なのかもしれないなと思います。続けて2つ目。

(16:23):
はっきりした具体的な目標がなければならないとあります。これもまあ、切実さと具体的な目標は結構近しいことですけれども、何のために、誰に何を伝えたいみたいなことが具体的に目標としてある。あるいは数字目標があるとかもあるかもしれないですし、何々を変えたいとかね、そういう具体的な目標がないと、やっぱり文章っていうのは。はっきりとしないというふうに私も思いますね。3つ目、フィードバックが文章を成長させると、この本には書かれています。ええ、作家さんなんかの場合でも、あの最後にいろんな人へのお礼の文章みたいなあとがきに載ってるやつ。特に翻訳ものの作品で、いろんな奥さんとかいろんな人にお礼が載ってる。あ、頭に載ってるケースもありますけど、あれ大好きなんですが。

(17:19):
最初に奥さんに読んでもらってるとかね、結構大御所のミステリー作家さんなんかでも多いんですよね。そういうのがこの本にも書いてあるんですけど、今回私がアンケートでフィードバックをいただいたのも、私の文章を成長させてくれるはい、大きな要因になっていくと思ってます。あの、この三つを読んで、確かにこのチャンネルが。うん、どうして続けられたのかなって思った時に、マヨドクがリクエストにお答えするという形をとっているのが、この三つにすごく当てはまってるんだなと思って納得がいったんです。あの本の小説のあらすじをまとめるとかっていうのも、何のために、誰のために、どういう目的で?

(18:10):
それを読んだらどうなってほしいかっていうのある方が書きやすいんですよね。逆に言うと、ないとポイントがまとめられない、書けないと思っていて。マヨドックはあのリクエストいただいたお便りにお答えする形をとっているので、ただ面白かったポイントを伝えるより、すごく言葉にまとめやすいんですよ。あの、この人のために、このリクエストのために紹介するんだっていう。切実な目的、それこそ切実な目的があるので、この本の中のここを伝えようっていうのがはっきりあるから、あの文章を思いつくのが苦じゃないし、こういうふうにまとめたいなっていう気持ちが自発的にあって、毎週続けるっていうことは200回もできたんだなっていうことを、この本を読んで、あの自分で思えました。

(19:06):
だから一人語りであの疲れちゃうんじゃないかとか、皆さんも飽きちゃうかなって思ったって言いましたけど、一人語りとは思っていなくて、お便りをくださった方、あるいはこの聞いてくださっている方との2人語りだから続けられてきてるのかなと思ってます。いつもお相手ありがとうございます。さて、そろそろお時間になってしまいました。真夜中の読書会、おしゃべりな図書室では、おすすめの本や漫画、紙フレーズをご紹介しております。リクエストや番組のご感想はインスタグラムばた読むからお寄せください。お届けしたのは、講談社のばたやんこと川端りえでした。また来週水曜日の夜にお会いしましょう。おやすみなさい、おやすみ。
Advertise With Us

Popular Podcasts

Stuff You Should Know
24/7 News: The Latest

24/7 News: The Latest

The latest news in 4 minutes updated every hour, every day.

Dateline NBC

Dateline NBC

Current and classic episodes, featuring compelling true-crime mysteries, powerful documentaries and in-depth investigations. Follow now to get the latest episodes of Dateline NBC completely free, or subscribe to Dateline Premium for ad-free listening and exclusive bonus content: DatelinePremium.com

Music, radio and podcasts, all free. Listen online or download the iHeart App.

Connect

© 2025 iHeartMedia, Inc.