Nihongo no Tane 159 人魚姫その2 The Little Mermaid Part 2 | Japanese Immersion podcast

Dive into the original, bittersweet tale of "The Little Mermaid" with this episode of "Nihongo no Tane." Explore the deeper, more poignant version of the story as Yumi contrasts it with the popular Disney adaptation. Join us for a captivating and educational discussion!

 

KEY VOCABULARY:

1. 人魚姫(にんぎょひめ) The Little Mermaid [人魚(にんぎょ) mermaid + 姫(ひめ) princess]
2. 寝室(しんしつ) bedroom [寝(ね) sleep + 室(しつ) room]
3. 前回(ぜんかい) last time; previous time [前(ぜん) previous + 回(かい) time; instance]
4. 夜明(よあ)けとともに at dawn; along with the dawn [夜明(よあ)け dawn + と and; with + ともに together with]
5. 悲惨(ひさん)な tragic; miserable [悲 sad + 惨 miserable; tragic + な (adjective suffix -na)]
6. 魂(たましい) soul; spirit
7. 風(かぜ)の精(せい) wind spirit [風(かぜ) wind + の (possessive particle) + 精(せい) spirit]
8. 涙(なみだ)が流(なが)れる tears flow; to cry [涙(なみだ) tears + が (subject marker) + 流(なが)れる flow]
9. 呟(つぶや)く to murmur; to mutter

• 減(へ)ります to decrease [減(へ)る decrease + ます (polite form suffix)]
• 逆(ぎゃく)に conversely; on the contrary [逆(ぎゃく) opposite; reverse + に (adverbial particle)]
• 罰(ばつ)ゲーム penalty game [罰(ばつ) punishment + ゲーム game]
• 説教(せっきょう)っぽい preachy; sermonic [説教(せっきょう) sermon + っぽい (suffix indicating resemblance)]
• 一層(いっそう) much more; even more
• 文学的(ぶんがくてき) literary [文学(ぶんがく) literature + 的(てき) (suffix indicating characteristic)]
• 気兼(きが)ね reservation; constraint
• 増(ふ)える to increase

 

For upper beginners to intermediates. Listen to the short podcast and then answer the comprehension questions on the website: https://thejapanesepage.com/nihongonotane-index/

Take a quiz on this episode here:

https://thejapanesepage.com/podcast-nihongonotane-159

If you are a Makoto+ member, you can find the transcript, English translation, key vocabulary, and a downloadable PDF for printing:

https://MakotoPlus.com/podcast-nihongonotane-159-m

--

Become a Makoto+ member and get show notes with a complete transcript, translation, key vocabulary, and a downloadable PDF.

www.MakotoPlus.com

 

Episode Transcript

(00:00):
日本語の種。
こんにちは、由美です。
このポッドキャストは、日本語を勉強している人のために作りました。
繰り返し、何回も聴いてください。
人魚姫のお話の続きです。
人魚姫のお姉さま方がナイフを彼女に渡しました。

(00:24):
別の女性と結婚してしまった王子様が寝ている寝室へ、このナイフを持っていくんですね。
これでこの王子様を殺せば、胸を刺せば自分は人魚に戻れる！
さあ、どうしましょう！というところで前回終わったんですが。

(00:45):
まずこの寝室に入った人魚姫ですね、
王子様の顔を見て、「やっぱり殺せない。
私は海の泡になって消えましょう！」ということで、ナイフを海に捨ててしまうんです。
で、夜明けとともに海の泡になってしまうという、なんとも悲しい悲惨なお話なんです。
私が子供の頃読んだのはここまでだったんですね。

(01:09):
で、原作を今一度読み返してみると、もうちょっとだけ続きがありました。
人魚は人間と違って魂がなくて、 300年生きる
生き物だというふうに原作には書いてあるんです。
でも、この人魚姫は海の泡となってしまったんですけれども、魂が与えられて、

(01:34):
目には見えないけど何か生きている存在になるんですね。
風の精みたいな感じになるんですよ。
で、 「300年いい行いを続けると、永遠に生きる魂を神様からいただくことができる。」と、
他の風の精みたいな人から教えてもらうんですが、そこで初めて

(01:54):
「人魚姫は目から涙が流れる。」ということが書いてあるんですね。
人魚は泣かない生物だったのに、泣いた。
そして、 「300年いい行いを続ければ天国へ行ける。」と、
そういうふうに呟くとですね、他の風の精みたいな人たちが教えてくれるんですが、

(02:18):
「親を喜ばせる良い子を見つければ、その 300年から 1年減りますよ。」って教えてもらうんですね。
いい子を見つければ。逆に、「悪い子を見つけて涙
を流してしまうと 1 日減る。」って言うんです。
何て言うか、ちょっと罰ゲームみたいな感じなんですけれども。

(02:39):
ま、人魚姫の最後の方を読むとですね、もし私がその時子供だったら、「あっ、いい子になっていれ
ば、もしかしたら風の精になった人魚姫がやってきて、私がいいことをして、
彼女が 300年から 1年引かれて天国へ行けるようになるかもしれない。」
まあ、ちょっとこう、「いい子になりましょうね！」っていうお説教っぽいお話ではありました。

(03:07):
最後の方ね。
でもまあ、原作の方がディズニーの映画よりは
一層、文学的で素晴らしいなとは思いましたね。
ディズニーの映画も楽しいですよ。
ハッピーエンドですから、
なんの気兼ねなく子供に見せることができますけれども、もし子供さんがもうちょっと大きく

(03:29):
なったり、もちろん大人になった後でもいいんです
けれども、原作の人魚姫を読んでみたらいかがでしょうか。
このポッドキャストのトランスクリプトが欲しい人は、誠プラス メンバー
になってください。 ｗｗｗｗｗｗ.MakotoPlus.com を見てください。

(03:51):
それではまた。
日本語の種でした。